【エンジニアリング組織論への招待】読んだ
感想
会社でメンターになったので、メンタリングテクニックを学ぼうとした際にここのサイトでおすすめされていたので読んでみた。 https://developer.hatenastaff.com/entry/2018/05/30/173000
第二章がメンタリングの記載になっていて、第三章以降は1on1におけるメンタリングコミュニケーションを組織論へ徐々に広げていくような記載になっている。 アジャイル開発の記載等も基本的なところ(プランニングポーカー)からあるため、エンジニアだけでなくソフト開発にあまり関係ないマネージャークラスも目を通してみると良いと思う。
勉強になったところをまとめると、
- メンタリングでは、他者説得ではなく自己説得を重視する - メンターはメンティーの問題を解くのではなく、メンティーが解くことが可能な問題に変換する。 - 内心は見ることができないが、行動は見ることができる
メンタリングをした結果、相手の行動が変容したかどうかを観察することが大切。 もし行動が変化していればメンタリングの意味があったわけで、行動が変わっていないのであれば何も伝わっていない可能性が高い、ということ。 「伝えたはず」だと思っても結局伝わったかどうかは行動を見ないとわからないので、そこに着目してメンティーを見ていこうと思う