【書評】本気でゴールを達成したい人とチームのためのOKR
- 作者: 奥田和広
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2019/04/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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書評
最近、OKRが流行ってるので、どんな感じか読んでみました。 OKR自体が生まれた背景であったり、その導入、運用方法等がまとまってる本です。 この本を読んだだけではもちろん不足していて、実際にOKRを導入する際にはどうするべきか、とは少しギャップがありそうです。
OKRについて
OKRとは、定性的な目標(Object)に対して、それの到達度を図るための指標(Key and Result)に分かれます。
大切なことは、このOKRの運用方法にある気がしています。 本に記載されていたのは、
- OKRをパブリックに
- 定期的な1on1でフィードバックサイクルを早く回す
- 四半期ごとに見直しをかける
等です。
主観ですが、アジャイル開発と関係が深い印象を受けました。 スプリントでアジリティを持って開発を進めていき、さらに開発チームでOKRを意識し会社の目標との適合率を高めていく、のかな、と思いました。 どうしてもスプリントを回している最中は、会社にどう貢献しているのか?などといった経営的な目線は忘れてしまいがちだと思うので、それをOKRで補っているような気がします。